[2012年01月06日]

小寒のさざなみ立てて木場の川

山田土偶(1896~1983)

小寒が冬の季語。
今日は寒の入り。この日から30日間が寒の内。24節気のひとつで、この頃から寒さが厳しくなります。北海道のオホーツク海では結氷が始まり、流氷がやってきます。
暖房をすることにより、室内外の温度の差が大きくなり、風邪を引く人が多くなりますね。いつものように太平洋側は空気が乾燥し、日本海側は雪が降り続きます。
この句の「木場」は東京江東区深川にあり、材木商が多く集っていました。運河が縦横に流れていてなかなか風情のある街です。地下鉄東西線が通っています。ちょっぴり寒い中、木場の川で「木遣り唄」が聞こえてきそうなおもむきがありますね。
今日は、出初式。
作者やまだ・どぐうは、東京浅草橋の生れ、本名は徳兵衛。人形問屋吉徳の十代目社長。人形に造詣が深く日本人形協会会長などの要職を歴任。俳句は「ホトトギス」に参加しましたが無所属。土偶の俳号を虚子からもらい、石塚友二の指導を受けました。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・この冬一番の寒さが挨拶代わりになりましたね。

投稿者 m-staff : 2012年01月06日 09:49

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