[2012年01月10日]

獅子舞の胸紅く運河渡るなり

石田波郷(1913~69)

獅子舞が新年の季語。獅子頭、獅子の笛も同意の季語です。
東北の被災地では、仮設住宅をまわる獅子舞に多くの人が喜んでいました。その土地ならではの獅子舞があるようですね。
獅子舞は、唐(中国)から伝わったもので、新年に獅子頭をかぶって、笛や太鼓などで囃しながら家々を回り、新年の祝福と悪魔祓いをする芸能です。現在はとび職などが臨時に勤めたりしていますが、正月らしい気分が溢れている行事もすたれて行くのは寂しい限りですね。
この句は、作者の住んでいた東京江東区の下町で、運河を獅子舞が渡って行く光景を伝えてくれます。
作者いしだ・はきょうの紹介は、2005年2月13日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・3連休が終り、今日からまたお仕事。富士山がくっきりと見えます。

投稿者 m-staff : 2012年01月10日 09:45

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