[2012年01月28日]

母懐ふ老の感傷初不動

富安風生(1885~1979)

初不動が新年の季語。
正月28日は不動尊の初の縁日。関東では千葉の成田不動尊が有名で、大阪では天満宮のかたわらにある不動尊が良く知られています。この日は、各地のお不動さんは熱心な信者によって賑わいます。
私の部屋の窓から見える「武山不動院」は標高200メートルの頂上にあり、頂上まで2,000歩で登れます。頂上近くの見晴台からは富士山と相模湾が眺望できます。登り口には「南無武山聖不動明王」と記した赤い幟が立っています。
この句は、初不動になると亡くなったお母さんを懐(おもい)出すにつれて自分も年取ったなあ、と振り返っています。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・太陽が出ていますが、寒風で空がごうごうと鳴っています。

投稿者 m-staff : 2012年01月28日 10:07

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