[2012年01月30日]

起き出でて咳をする子や寒雀

中村汀女(1900~89)

寒雀が冬の季語。ふくら雀、凍雀も同意の季語です。
ベランダに雀がよく来ています。冬になると用心深い雀も人家に下りてきます。屋根や軒、さらに枯れ枝に来る姿は寒い中でもとても元気に見えますね。ふくら雀は、寒気の仲で羽毛に空気を取り入れて羽をふくらませている姿のことで愛らしく感じます。「福良」の意味があります。
この句は、分かりやすいですね。元気な雀と反対に、子どもが風邪をひいたらしく咳をしながら起きて来た、大丈夫かなと思う母親の気持ちをよく表しています。咳も冬の季語です。
作者なかむら・ていじょの紹介は、2005年1月4日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の鳥」創元社、2007年刊)
・冬の海岸地方は風が強いのが難点です。相模湾に白波が立っています。

投稿者 m-staff : 2012年01月30日 09:54

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