[2012年02月04日]

春立つや誰も人より先へ起き

上島鬼貫(1661~1738)

春立つが春の季語。立春、春来る、春さる、立春大吉も同意の季語です。
今日は立春。24節気のひとつ。節分の翌日でこの日から春になります。暦の上ではようやく春になった、という気持ちになりますね。しかし、気候は冬です。これからはまだ寒さは続きますが、さすがに日脚が伸びて木々は芽吹いております。
立春を詠んだと思われる万葉集の柿本人麻呂の歌。
ひさかたの天の香具山この夕べ霞たなびく春立つらしも
江戸時代も現代も春になると人は誰もが心が浮き立って早く目覚めてごそごそと起きだすのは変わっていませんね。春は万物の新しい命の始まりです。
作者うえしま・おにつらの紹介は、2005年1月14日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・何とも奇想天外な大作、武田泰淳著「富士」(中央公論社、1973年刊)をついに読破。埴谷雄高評「精神と性のグロテスクで真剣な“セイニク(精神と肉体)”の刻印を帯びた存在の諸相が精神病院のかたちをかりた現世の曼荼羅として悠容たる富士に見おろされている作品」。

投稿者 m-staff : 2012年02月04日 09:59

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