[2012年02月13日]

祈るとは願ふにあらず下萌ゆる

京極杜藻(1894~1985)

下萌ゆるが春の季語。下萌、萌、草萌、草青む、畦青む、土手育む、若返る草などが同意の季語です。
散歩の道端では、長くて寒かった冬からようやく春が動き出して、冬枯れの地面から青い草が萌え出してきました。籠もり勝ちだった、塞ぎがちだった冬から解放されて、人の心にも明るさが戻り、生活が活動的になり、外へ出かける機会が増えてきますね。自然の動きに人間も大きく従うようになります。
この句は、願うことよりも祈ることが大事と言っています。確かに祈るは、一歩踏み込んだ印象を受けますね。「下萌ゆる」の季語に呼応します。
作者きょうごく・とそうの紹介は、2005年11月23日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・マリナーズが全30球団のトップを切ってアリゾナ州でキャンプイン。イチロー、川崎、岩隈の日本人トリオは、どのような活躍をするでしょうね。いまからわくわくしています。

投稿者 m-staff : 2012年02月13日 09:56

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