[2012年02月19日]

ひなどりの羽根ととのはぬ余寒かな

室生犀星(1889~1962)

余寒(よかん)が春の季語。残る寒さ同意の季語です。
立春以後のなお残っている寒さのことです。今年は強烈に寒さが残っていますね。余寒は、「春寒し」「冴え返る」と違い、寒が終っても寒さが残っていることを言い、寒さに重点が置かれています。余寒の語は、中国の杜甫の漢詩から来たものです。余寒の厳しさや緩やかさから桜の咲く時期が大きく変わります。
この句は、寒さの影響で、雛鳥が生れてまだ羽根の整わぬ情況を詠っています。天気図とにらめっこの毎日ですね。
今日は雨水。24節気のひとつ。雪が雨に変わり、雪や氷がとけて水になると言う意味から雨水と呼ばれるようになりました。
作者むろう・さいせいの紹介は、2005年6月20日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・イチローもマリナーズのキャンプに参加。今年はやってくれそうです。

投稿者 m-staff : 2012年02月19日 10:30

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