[2012年02月22日]

春光のステンドグラス天使舞ふ

森田 峠

春光(しゅんこう)が春の季語。春色、春の匂、春景色、春の色、春の光、春望なども同意の季語です。
春の風光、景色のことを言いますが、春の陽の光のそそぐ様子を意識しています。中国の詩人、杜甫の「国破れて山河在り、城春にして草木深し」という春を望む詩に様々な思いが込められていますね。
この句は、教会の祭壇の上のステンドグラスに春の光が差し込んでいる様子をとらえています。そこにはまるで天使が舞っているように見えます。それはひときわ鮮やかに教会の中を彩っています。
同じ作者に次の句があります。
春光やさざ波のごと茶畑あり
春の光の中でさざ波のように茶畑が広がっています。実景が詩になっています。
作者もりた・とうげの紹介は、2006年1月19日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・尊敬する小学校の先生が説いたアリストテレスの「中庸の精神」をふっと思い出しました。混迷の現代を生き抜く術を教えてくれます。

投稿者 m-staff : 2012年02月22日 10:15

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