[2012年02月24日]

子も孫も都に住むと若布干す

茨木和生

若布干すが春の季語。和布、にぎめ、和布汁も同意の季語です。
我が家でも三浦三崎産の若布が食卓にのりました。これは旬の食べ物として絶品です。
若布は、全国の近海に産する日本の特産品で昆布とともに古くから日本人の生活に欠かせない食品ですね。冬から夏にかけて
繁茂します。刈る時期は地方によって多少異なりますが、2月から4月にかけてで、舟を出して箱めがねで海中を覗きながら竹ざおの先に鎌をつけて、若布刈竿で刈り取ります。昔から2月の若布を古葉、3月に入ってからのは若布茎(わぶき)と言って新葉が取れます。
この句は、後継者のいない高齢者漁師のため息と聞こえます。つらい第一次産業の悲哀が句になっていますね。
作者いばらき・かずおの紹介は、2010年4月30日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・朝日新聞2月24日朝刊の「池上彰の新聞ななめ読み」では、「M7級の首都直下地震が4年以内に約70%の確率で発生する」(読売新聞1月23日朝刊)という記事は、間違いと断定しています。いずれにしても防備するしかありません。

投稿者 m-staff : 2012年02月24日 10:22

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