[2012年03月01日]

春の日の朱をべつたりと中華街

原 裕(1930~99)

春の日が春の季語。春日(はるひ、しゅんじつ)、春陽、春日影、春日向、春の朝日なども同意の季語です。
昨日の雪が嘘のように積もっていた雪が姿を消しています。風の広場には子どもたちが作った雪だるまが汚れて残っています。
さあ、3月になりましたね。今月は、あれから1年。3月11日の東日本大震災1年忌に向けて気持ちが引き締まります。
春の日という季語は、二つの用法があります。春の一日のことおよび春の日の光をも言います。二つの用法は互いに関連しますが、どちらかに重点を置いて使われます。基本は春のうららかな明るい光の日中を指しています。
この句の主題は、朱色に染まった中華街の光景を伝えてくれます。横浜の中華街での朱色はいつも迫力があり、鮮明に見えます。きっと朱が汚れれば塗りたしてもとの色に塗り替えているのでしょうね。
作者はら・ゆたかの紹介は、2006年2月4日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・今朝は麓まで真っ白の富士山が見えます。

投稿者 m-staff : 2012年03月01日 10:23

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