[2012年03月12日]

若ければ修二会の僧の燈のほとり

黒田杏子

関西では、奈良東大寺のお水取りが終れば本当の春がやってくると言われています。
お水取りは東大寺二月堂の修二会(しゅにえ)という行のひとつ。世の中が安定することを願うこの行事は、3月1日から14日にわたり、12日の深夜(13日の午前)にお水取りの行法があります。
修二会では大きな松明が振り回されて火の粉がばらまかれます。火と水のデモンストレーション。水は遠く若狭から送られた水を汲みます。
この句は、この行事に参加している若い僧は、燈(ひ)のそばに行き、大いに目立ちたがっていると詠っています。
作者くろだ・ももこの紹介は、2005年6月1日を参照。
(出典:「日本の四季 旬の一句」講談社、2002年刊)
・東日本大震災一周年追悼式での天皇陛下のお言葉は、実に沈痛な響きがしました。

投稿者 m-staff : 2012年03月12日 09:48

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