[2012年03月21日]

しなやかな子の蒙古痣水温む

佐藤鬼房(1919~2002)

水温むが春の季語。温む水、温む沼、温む池、温む川なども同意の季語です。
作者は、ようやく水が冷たいという感覚から温いという気分になったありようを表現するのに、面白い対象物を見つけましたね。
蒙古痣(あざ)は児斑(じはん)ともいって、幼児のしり、背中の一部にある青色の斑紋を指します。日本人であれば誰でも持って生れてきます。
この句は、子どものおしりがしなやかに水の中で伸びたりちぢんだりしているところをつかまえたものです。
作者さとう・おにふさの紹介は、2005年3月28日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・第84回のセンバツが始まりました。甲子園は晴れ。今日の第2試合で浦和学院が登場します。西岡伸朗君は知人のお孫さん。活躍が期待されます。

投稿者 m-staff : 2012年03月21日 10:36

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