[2012年03月26日]

片栗の花むらさきを秘め通す

井沢正江

片栗の花が春の季語。堅香子(かたかご)、かたこ百合も同意の季語です。
片栗の花とは、以前毎年お墓参りの後に、相模原市城山にある個人が所有している雑木山で目にすることが出来ました。谷間の乙女と言われるように可憐なたたずまいの中で咲いていました。
ユリ科の多年草。山の傾斜面などの樹林に自生して、紅紫色の花弁を反転させて、群落をなして咲いています。発芽から開花まで8年がかりと言われています。片栗は日本原産で、上質な片栗粉はこの花の鱗茎から取ったものです。
この句は、紫色の花の命の短いことを象徴しています。何か神秘的な趣がありますね。
作者いざわ・まさえの紹介は、2008年2月19日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・上巻」創元社、2008年刊)
・センバツで横浜高校が高知高校を4対0でリードしています。しかし、去年の夏のことがありますから予断は許しません。

投稿者 m-staff : 2012年03月26日 10:32

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