[2012年04月19日]

灯に淋し都忘れの色失せて

稲畑汀子

都忘れが春の季語。野春菊、東菊も同意の季語です。
平凡に見えますが、道端にしっかりと咲いているのを見つけました。。
キク科の多年草。山地に自生する深山嫁菜(みやまよめな)の栽培品種。茎は20~50センチで、上方から枝を分けて卵型の細長い葉が互生していて、青紫色の嫁菜に似た花をつけます。鎌倉時代に幕府によって佐渡へ流された順徳天皇がこの花に目を止めて昔の栄華も都恋しさも忘れさせる花であるという逸話があります。
この句は、灯(ひ)が淋しく映えて、可憐な都忘れの色をも忘れさせることだ、と詠っています。
作者いなはた・せいこの紹介は、2005年3月20日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・上巻」創元社、2008年刊)
・首都直下型地震で私の住んでいる横須賀、三浦半島も甚大な被害が予想されます。準備を一生懸命しなければ…。

投稿者 m-staff : 2012年04月19日 09:57

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