[2012年04月30日]

日の昏れてこの家の躑躅いやあな色

三橋鷹女(1899~1972)

躑躅(つつじ)が春の季語。山つつじ、米つつじ、霧島つつじ、平戸つつじ、雲仙つつじ、蓮華つつじ深山つつじなど多くの同意の季語があります。
私の住んでいる横須賀市の西部には、つつじの名所があちらこちらにあります。5月になると恒例のつつじ祭が催されます。一つの丘が燃えるようなつつじで真っ赤になるところもあります。
この句の日の暮れる頃のつつじは、あんまり赤くて作者にはいやな色に映ったようですね。きっとこの家に住んでいる人も作者にとってはいやな人なのでしょう。それがつつじに名を借りて「嫌いな」感じを受けていると見ました。
作者みつはし・たかじょの紹介は、2005年2月26日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今年の4月は雨の降った日が多い印象。手帳を見ると10日間降っています。屋外で工事をしている人は大変でしょうね。

投稿者 m-staff : 2012年04月30日 09:42

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