[2012年05月02日]

俎板の蓬を刻みたるみどり

山口誓子(1901~94)

蓬(よもぎ)が春の季語。餅草、艾草(もぐさ)、やき草、さしも草、蓬生(よもぎう)、蓬摘むも同意の季語です。
蓬入りの草餅を食べて春の遊びの気分を味わいました。よく小さい頃に祖母に連れられて蓬を摘みに行ったことを思い出します。摘んだ後は「草餅」と決まっていて、独特の香りが指に付きました。
蓬はキク科の多年草。山野のどこにでも見つけられます。香りがよくて草餅の材料になり、餅草の名で知られています。葉の裏に白い綿毛がありますが、これを集めたものがもぐさの材料になります。
この句は採って来た蓬を俎板(まないた)の上で刻んでいる緑の色と音が聞こえてくるようですね。
作者やまぐち・せいしの紹介は、2005年1月24日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・ようやく松井選手がレイズに就職。運の強い男ですから、プレイオフでの活躍を期待しましょう。

投稿者 m-staff : 2012年05月02日 09:18

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