[2012年05月12日]

葉ざくらや月日とびゆくわれのそと

篠田悌二郎(1899~1986)

葉ざくら(桜)が夏の季語。桜若葉、桜葉となるも同意の季語です。
華やかであった桜の花も散って葉桜になり、今は躑躅が満開と言った風景です。
花時の桜はその美しさで人々が楽しみ、やが余花となるころからもとの静けさに戻り、もう訪れる人も少なくなります。桜蕊を地面がうすく赤く見えるほど落とした後の桜は、おびただしいほどの葉をつけています。新緑の5月の桜並木を散歩していると若葉、青葉のトンネルとなり、吹く風が桜の葉の香りに包まれます。
この句は、過ぎ去って行く月日の余りの速さに自分自身が付いてゆけないようだ、と詠っています。
作者しのだ・ていじろうの紹介は、2005年7月26日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・エンジェルスとレンジャーズが対戦。ダルビッシュが投げています。雨で試合が中断。アメリカは屋根の無い球場で「「野球」、日本は屋根のある「屋球」。どちらもメリットとデメリットがあります。河出書房時代にお世話になった京谷秀夫さんが9日に急逝、86歳。合掌。

投稿者 m-staff : 2012年05月12日 10:06

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