[2012年05月24日]

常住の世の昏みけり雹が降る

中村草田男(1902~83)

雹(ひょう)が夏の季語。
初夏のころに多い氷の落下物。霰(あられ)の大きなものが雹で、降ってくる氷の粒が5ミリ以上のものを言い、記録では1917(大正6)年6月に埼玉県で重さ約3.4キロ、かぼちゃ大の雹が降ったといわれています。霰や雹を降らせる雲は積乱雲、いわゆる入道雲です。
積乱雲から発生する、このところ報道されている竜巻は、起きる前に雹がよく降るといわれています。竜巻の発生は気象庁も予測するのが難しく、ほとんどお手上げ状態です。スーパーコンピュータも解析できません。しかし、天気予報に頼らざるを得ません。
この句の、「常住」とか「昏(くら)み」とかの表現は俳句的というか、当たり前のことを、芸術的に表現していますね。そこが言いといえばいいのでしょうが…。
作者なかむら・くさたおの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・ダルビッシュは、イチローは速球が打てなくなったと思い込んで投げたら、打たれてしまいました。そこが野球の面白いところ。

投稿者 m-staff : 2012年05月24日 09:31

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