[2012年05月26日]

みみずももいろ土の愉しき朝曇り

柴田白葉女(1906~84)

みみず(蚯蚓)が夏の季語。蚯蚓出づも同意の季語です。
マンションのベランダ1階でみみずがのたくっています。箒で掃き出すと無念そうな顔をしているような風情になります。
難しくいえば環形動物貧毛類で、日本には多くの種類のみみずがいます。しまみみずが普通のもので、百ほどの環節があります。雌雄同体で、みみずは鳴きません。みみずは土中の不必要な物質を分解して、肥沃な土にかえる有用な動物です。魚釣の餌になり、解熱剤、強壮剤にもなります。
この句の作者は、みみずを愛していますね。朝起きたら曇っているけども、みみずの多い土はなんと愉しいことと詠っています。
作者しばた・はくようじょの紹介は、2006年7月4日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・レッドソックスの松坂大輔に注目、技巧派に変身する予感。

投稿者 m-staff : 2012年05月26日 09:52

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