[2012年05月27日]

惚れること惚れられること今年竹

秋元不死男(1901~77)

今年竹が夏の季語。若竹、竹の若葉、竹の若緑も同意の季語です。
裏の武山の竹も元気に育っています。春になって育った筍はしだいに皮をはいで、夏には若々しい竹となります。皮を脱いだばかりの竹は粉を吹いたように白っぽく見えますが、やがて目も鮮やかなみずみずしい青緑になります。薫風にそよぐ若竹の姿はまことにおおらかで清清しく映りますね。
この句は、一見して季語の今年竹に関係は無いような展開ですが、いつもの好いた惚れたの世界では、今年も恋は成就するかしないかは、一番の問題なのでしょうね。
作者あきもと・ふじおの紹介は、2005年4月24日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・昨日はベランダから見える富士見小学校の運動会。それはそれは賑やかでした。

投稿者 m-staff : 2012年05月27日 10:21

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