[2012年05月28日]

朴咲く空寂といふ字を書きて見る

山口青邨(1892~1988)

朴(ほお)咲くが夏の季語。朴の花、朴散華、厚朴の花も同意の季語です。
朴の花は見る角度によって印象が違います。遠くからでは大きな花も小さく見え、花のつくりや厚みも定かではありません。位置を選んで上方から見るとよいと思います。
モクレン科の落葉高木。高さは約20メートル。直径15~20センチもある黄色い白色の大きな花を咲かせます。朴は包むと言う意味で食べ物をこの葉でくるんだことから来ています。
この句の「空寂(くうじゃく)」は、仏教用語で、万物はみな実体が無く空であるという意味です。朴の咲いている中で、作者のひっそりとして寂しい心持が伝わってきますね。
作者やまぐち・せいそんの紹介は、2005年3月13日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・今朝早くダルビッシュ7勝目。イチロー無安打。明日からはマリナーズとレンジャーズが対戦。マリナーズが頑張らなくては。

投稿者 m-staff : 2012年05月28日 10:11

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