[2012年06月01日]

衣更へて肘のさびしき二三日

福永耕二(1938~80)

衣更(ころもがえ)が夏の季語。更衣も同意の季語です。
今年は、ぼやぼやしているうちに6月になってしまいましたという感じ。去年は大震災で毎日緊張の連続でした。
衣更は、衣服を着替えること。また、季節の変化に応じて衣服を着替えることを言います。
平安時代の公家は、4月に薄衣(袷)、5月に捻り襲(かさね)、6月に単襲、8月1日から15日まで捻り襲、8月16日から9月8日まで生織の衣、9月9日より生織の衣の綿入れ、10月から3月までは練絹の綿入れを着用しました。読み終わった渡辺淳一著「天上紅蓮」は、宮中の儀式を詳細に書き分けています。
現在はいっせいに衣更えをする風潮はすたれて、6月1日と10月1日の衣更えを守っているのは学生の制服とサービス業関係の職場が中心のようですね。
この句の作者は、長袖から半袖に替えて肘がさびしくなったとひとりごとを言っています。
作者ふくなが・こうじの紹介は、2006年4月9日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・イチローが休養の試合でマリナーズがレンジャーズに21対8で圧勝。イチローはチームに不用となるかもね。

投稿者 m-staff : 2012年06月01日 09:39

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