[2012年06月05日]

馬鈴薯の花に日暮の駅があり

有働 亨(1920~2000)

馬鈴薯(ばれいしょ)の花が夏の季語。じゃがたらの花、馬鈴薯(じゃがいも)の花も同意の季語です。
この句の風景は、北海道を思い出します。宗谷本線には、駅と駅の間が直線で5キロ、馬鈴薯畑が続いているところがあります。
馬鈴薯は、ナス科の多年草。アンデスが原産地。北海道や長野などの冷涼の地方が最適。花の色が白はダンシャク、淡紅色はメイクイーン。一つ一つの花よりも延々と続く花の光景が目に見えるようですね。
今日は、芒種(ぼうしゅ)。24節気のひとつ。小満のあと15日。芒(のぎ)のある穀物をまく時期ということからきた言葉で、田植えの時期に入り、天気も梅雨めいてきます。
作者うどう・とおるの紹介は、2006年12月28日を参照。
(出典:村上 護著「きょうの一句」新潮文庫、2005年刊)
・台風3号の影響でしょうか、雨の匂いのする風が南から吹いています。

投稿者 m-staff : 2012年06月05日 10:26

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