[2012年06月06日]

黐ちるや蟇こもりゐる垣の下

村上鬼城(1865~1938)

黐(もち)ちるが夏の季語。黐の花も同意の季語です。
黐という漢字は、読むのにも書くのにも苦労しますね。
黐の垣根はどこにでもあり、よく見かけます。おまけに家の裏庭の隅に植えられていて目立たない木ですが、細かい花をぎっしりつけたときは目を奪われますね。
黐は、モチノキ科の常緑小高木。本州、四国、九州などに分布しています。初夏に黄緑色のひかえめな花を咲かせます。花は地味ですが強い香りがします。秋には赤い実をつけます。樹皮からは「とりもち」が作られます。
この句からは、垣根の下から蟇蛙がのぞいていると言う面白い光景が覗えます。
作者むらかみ・きじょうの紹介は、2005年2月2日を参照。
(出典:辻 桃子監修「俳句の草木」創元社、2005年刊)
・地下鉄サリン事件の高橋容疑者は、どこに潜伏しているのでしょうか。川崎、横浜、横須賀あたりでしょうか。警察との確執が続いています。

投稿者 m-staff : 2012年06月06日 09:44

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