[2012年06月24日]

あけがたや額の咲くより空ひくく

石橋秀野(1909~47)

額が夏の季語。額の花、額紫陽花、額草も同意の季語です。
あっさりとした素朴な花です。庭に観賞用で見かけますが、山道などでひっそりと咲いている様子は風趣がありますね。
ユキノシタ科の落葉低木。紫陽花の基本種である額紫陽花のこと。各地に野生化していますが、暖地性で三浦半島や伊豆半島の渓流に見かけます。枝先に青紫色の小花をたくさんつけ、周りには装飾花と呼ばれる花をつけます。紫陽花のように玉にならないでたいらに咲きます。色は始めに白でだんだんと紅色になります。
この句は、梅雨空でしょうか、空が低く感じる明け方に額の花はさびしくしずかな抑制の効いた姿を見せています。
作者いしばし・ひでのの紹介は、2005年9月7日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・サッカー欧州選手権は、ドイツとスペインが決勝でしょうか。

投稿者 m-staff : 2012年06月24日 09:15

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