[2012年06月25日]

山二つ影の相寄るうつぼ草

古館曹人(1920~2010)

うつぼ(靱)草が夏の季語。空穂草、夏枯草、すいすいばな、すいばな、すもとりなども同意の季語です。
草原に群生していて梅雨時が見頃です。花穂のかたちやそれが早く枯れるのがポイントです。花はそれほど美しくはありませんが、ひなびた雰囲気を持っていますね。
しそ科の多年草で日当たりのよい山野に自生しています。茎の先に1.5~2センチほどの大きさの紫色の花を集めて咲き、花穂は、矢を入れる靱に見立ててこの名前があります。
この句の山は低山でしょうか、影が相寄っていて風情があります。
そこには一面に靱草が咲いています。その様子が素直に伝わってきます。
作者ふるたち・そうじんの紹介は、2007年1月14日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・今朝方、サッカー欧州選手権のイタリア対イングランドの壮絶な戦いを半分寝ながら見ていました。ロンドン五輪も眠たいだろうね。

投稿者 m-staff : 2012年06月25日 10:05

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