[2012年07月10日]

たかんなの光りて竹となりにけり

小林康治(1912~92)

たかんなが夏の季語。筍、竹の子、たかうなも同意の季語です。
たかんなとは、筍のこと。筍の最初に出るのは4月から5月で孟宗竹。孟宗は形が大きくて肉厚で柔らかく甘みがあります。もっと遅く出る筍は別名「にがたけ」といわれる苦味があります。
筍は、朝取りが一番美味しくて掘りたてはえぐ味もなく生で食べられます。極上の刺身にもなります。暗い竹林に入ると地面から顔を出したばかりの筍やぐんぐん伸びて竹になりかけのものも見られます。
この句は、10日で竹になるほど成長の早い筍の性質をみごとにとらえていますね。竹取物語を思い出しました。
作者こばやし・こうじの紹介は、2008年8月1日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・今日は、大リーグのオールスター、ホームランダービーをやっています。テレビ中継はありませんが、ネットで見ることは出来ます。

投稿者 m-staff : 2012年07月10日 10:11

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