[2012年07月15日]

熱帯魚見て水深を感じをり

後藤夜半(1895~1976)

熱帯魚が夏の季語。天使魚、闘魚も同意の季語です。
熱帯魚は、熱帯地方に産する淡水魚、海産魚で、形が珍しく、また鮮やかで目に付きます。グッピー、エンゼルフィッシュ、ミンノー、大きな牛も倒すというピラニアなどが知られています。むかし、銀行の窓口の前には水槽があり、中に熱帯魚をよく飼っていました。それも今では少なくなり、時に見かけると、本物そっくりの擬似熱帯魚が泳いでいることがあります。面白いものを考え出したものですね。
この句は、泳いでいる熱帯魚を見て、その水槽の水深を心配している作者の愛情を感じます。息苦しくなりますね。
作者ごとう・やはんの紹介は、2005年9月6日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・昨日は東京駅の周辺で会合があり、出かけました。駅の周辺、特に地下街は再開発の影響で大変な人出でした。今朝は、イチローとダルビッシュの試合を中継しています。

投稿者 m-staff : 2012年07月15日 10:29

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