[2012年07月19日]

天瓜粉まだ土知らぬ土踏まず

古賀まり子

天瓜粉(てんかふん)が夏の季語。天花粉、汗知らずも同意の季語です。
日常の一こまですね。ごろんと寝転がった幼児が手足をばたばたさせて泣いている様子がうかがわれます。
天瓜粉は、黄烏瓜の根からつくった白色の澱粉で細かい粉末になっています。いまではベビーパウダーで代用していますね。あせもを防ぐために使います。また、女性の化粧用にも使います。
「土踏まず」は足の裏のくぼんだところを言います。この句では、幼児が裸足で土を踏んだことの無いことがよくわかります。風呂上りなどで、若い母親が幼児に天瓜粉をまぶしている状態が見えてくるようですね。
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・今日は土用。立秋の前18日を夏の土用と言います。うなぎが高くて買えませんね。夏負けしそう。

投稿者 m-staff : 2012年07月19日 09:38

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