[2012年07月20日]

香水の一滴づつにかくも減る

山口波津女(1906~85)

香水が夏の季語。オーデコロンも同意の季語です。
この句のように、指摘されてみれば確かに香水は少しずついつの間にか減っていますね。
ジャスミン、ヘリオトロープ、ヴァイオレット、ローズ、リリィなど、香りのよい植物の花や葉、根や皮や幹、枝、種子などから香料を取り、それをアルコールに溶かしたものです。香水は夏の女性の必需品ですが、その香りのよしあしで使っている女性を美しくもそうでない場合に分かれるようです。
ずいぶん昔の話です。当時、大関の貴ノ浪(現・音羽山親方)が後援会の関係で勤めていた会社を尋ねてきたときに、浴衣姿の体中からオーデコロンの香りがしていたことを思い出しました。朝稽古が終ると全身にふりまくのだそうです。
相撲の解説で時々出演しているのを見て懐かしく感じます。
作者やまぐち・はつじょの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・ちょっぴり涼しい朝です。去年はタイの水害、今年はインドで従業員の暴動とアジアへの進出は大変ですね。

投稿者 m-staff : 2012年07月20日 10:09

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