[2012年07月21日]

メロン眠りレモンの目覚め癒ゆる日々

加藤知世子(1909~86)

メロンが夏の季語。西洋メロン、マスクメロンも同意の季語です。
三浦半島でもメロンを作っている農家があり、冷して食べてみました。これが期待以上の美味でした。
エジプト原産の1年草。まくわうりの変種です。露地ものが明治の初め、温室メロンが末期に輸入されました。メロンは淡緑色の表皮に白い網目が付いていて、甘い匂いがします。冷すと一段と香気がして高級な果物の代表です。小さい頃に、メロンは病人の果実とばかり思っていた時期がありました。東洋系のまくわうりにも数々の改良が加えられてプリンスメロンと呼ばれています。
この句は、病の日々に、食卓の上に、メロンとレモンを置いて思いにふけっている作者の感慨が込められていますね。
作者かとう・ちよこの紹介は、2005年7月24日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・今日は横浜で句会。先月は弔事で欠席でした。

投稿者 m-staff : 2012年07月21日 08:20

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