[2012年07月23日]

原色の赤の暑さと思ひ行く

石塚友二(1906~86)

暑さが夏の季語。暑し、暑き夜も同意の季語です。
梅雨の後は毎年のことですが、本格的な暑さになります。7月中旬ごろから秋口まで続きます。もちろん、気温の上昇、風の吹く強さ、湿度、輻射熱など様々な要因とともに心理的な暑さも重なります。
この句は暑さを原色の赤で表現しています。たしかに色でいえば赤でしょう。出来れば外出を控えて熱中症にかからぬように対策を十分にとる必要がありますね。
同じ作者に次の句があります。
水走りながらに暑し街の川  友二
涼しそうに街の川には水が一杯に流れているけれどもこの暑さはどうしたものでしょうか。歩きながら思考しています。
作者いしずか・ともじの紹介は、2005年10月9日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・ベランダの鉢のハイビスカスが満開です。南国の気分ですね。

投稿者 m-staff : 2012年07月23日 09:49

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