[2012年07月24日]

灼けてゐる礁に耳つけ濤を聴く

篠原 梵(1910~75)

灼(や)けてゐるが夏の季語。灼くる、熱砂、灼岩、日焼浜、灼くる道なども同意の季語です。
真夏の太陽の激しい熱で、海岸の砂浜や街のアスファルトで舗装された道路は、裸足では歩けないほどに熱くなります。これを「灼くる」と言います。夏の熱気を表す「炎(も)ゆる」のほかに、暑さの極みを「極暑」、湿度の高い蒸し暑さを表す「溽暑(じょくしょ)」、真夏の炎えるような「炎暑」など、暑さを表す季語はたくさんあります。
この句は、若い作者がやけどをしそうな海岸の礁(いわ)に耳をつけて濤(なみ)の音を聴きながら、青春を楽しんでいます。
作者しのはら・ぼんの紹介は、2006年2月2日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・本日、イチローがマリナーズからヤンキースへ移籍。11時から背番号が51から31となり、早速8番ライトで出場します。素晴しい選択。良い結果が出るよう祈りましょう。

投稿者 m-staff : 2012年07月24日 09:32

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