[2012年07月28日]

蝉鳴けり泉湧くより静かにて

水原秋櫻子 (1892~1981)

蝉が夏の季語。初蝉、蝉時雨、夕蝉、夜蝉、山蝉、にいにい蝉、油蝉、みんみん蝉、熊蝉など多数の同意の季語があります。
今年の初蝉は19日。1週間ほど前から蝉が鳴き始めました。蝉が鳴き始めるころから近くの富士見小学校は夏休みに入り、子どもたちが窓から見える「風の広場」で遊び始めて、毎日賑やかになりました。蝉もどんどん数が増えてうるさく鳴き始めています。
この句は多くの歳時記で取り上げられています。上五で「蝉鳴けり」と言い切ったところに作者の意図があります。蝉ははかない命の代表選手。その命の声をしかと聴きなさいといっています。蝉は地中に7年ほどいて、成虫になって地上に出ると1週間ぐらいで死にます。泉の湧水よりも静かに鳴いている蝉の鳴くのを聴いてみたいものですね。
作者みずはら・しゅうおうしの紹介は、2005年1月17日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・朝4時半に起き、ロンドン五輪の開会式を見ました。長いばかりでつまらなかった。ほとんど寝ていました。最後にポール・マッカートニーが「ヘイ・ジュード」をくたびれたように歌っていました。

投稿者 m-staff : 2012年07月28日 10:06

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