[2012年07月29日]

黒みつつ充実しつつ向日葵立つ

西東三鬼(1900~62)

向日葵(ひまわり)が夏の季語。日車、日輪草なども同意の季語です。
向日葵ほど強烈な夏の日差しの中で意気軒昂な花はありません。とにかくたくましく立っている姿は目立ちます。
キク科の1年草。原産地は北米、南米のペルーでは国花となっています。古代から「太陽の花」として愛されてきました。種子からは油を取り、また食用にもします。向日葵は、太陽に向かって回転運動をするとされて付けられた名前ですが、誤認とされています。
この句は、向日葵が暑さの中で辛抱づよく長い時間立ちつづけ、黒ずんでいく姿を充実の時間と断じています。
作者さいとう・さんきの紹介は、2005年1月18日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・ロンドンとの時差は8時間。スポーツはいいですね。4年に一度の濃い時間を過ごしています。

投稿者 m-staff : 2012年07月29日 10:06

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