[2012年08月02日]

水中花誰か死ぬかも知れぬ夜も

有馬朗人

水中花が夏の季語。酒中花も同意の季語です。
おしゃれなおもちゃです。紙や木をうすく削ったものに、色をつけて圧縮したものを、水の入ったコップや水盤に入れると、ぱっと開いて美しい花や鳥、人形になる楽しいおもちゃです。これにはすでに瓶などに入れたものを売っている場合もあります。江戸時代には、杯などに浮かせて、酒席の遊びにしたので酒中花とも呼びました。
水中花が咲いている夜にもどこかで誰かが生まれ、誰かが死んでいます。この句は妙に心に響くものがありますね。
作者ありま・あきとの紹介は、2005年1月11日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・体操の内村選手金メダル。富士山が頂上付近に雪渓を残して輝いています。

投稿者 m-staff : 2012年08月02日 10:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4082