[2012年08月04日]

片蔭といふものなし基地の町

澤木欣一 (1919~2001)

片蔭(かたかげ)が夏の季語。片かげり、夏蔭、日蔭なども同意の季語です。
日盛りの中での昼間の食後散歩は続けていますが、あまりの暑さに閉口しています。知らず知らずのうちに「片蔭」を探しています。片蔭は夏の日蔭のことで、午後には、町並みや塀や家の蔭に日蔭が出来ます。多くの人は暑いので日蔭を選んで歩き、時にはたたずんで一息入れています。
この言葉は古くは夏蔭、日蔭が使われていましたが、今では片蔭がよく用いられるようになりました。
この句の基地の町はどこでしょうね。イメージとして基地は誰でも入ることの出来ない特別なところです。そこには片蔭が無いという作者の指摘は様々な意味合いを含んでいますね。
作者さわき・きんいちの紹介は、2005年3月8日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・見てましたか。なでしこジャパンがブラジルに辛抱の勝利。素晴しい。今日は田中先生7回忌。忙しい。

投稿者 m-staff : 2012年08月04日 07:58

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