[2012年08月14日]

墓参り遥々来しが永くゐず

山口波津女(1906~85)

墓参りが秋の季語。墓詣、墓参、展墓、掃苔(そうたい)も同意の季語です。
墓参りは季節に関係の無いものですが、盆は代表的な墓参りの時期なので秋に季語になっています。墓の掃除をし、香華を供えます。
今年の夏の墓参りは、8月5日に行いました。当日には高尾の東京霊園で6月14日に亡くなった義兄の納骨式があり、その前に相模原市橋本にあるお墓を掃除して線香とお花を供えました。墓の周りの雑草も除草剤が効いたせいか近年になく綺麗でした。
この句は私自身の墓参りを言い当てているように思いました。横須賀から相模原までは2時間ほどかかり、いつもそそくさと墓参りをしています。
同じ作者に次の句があります。
持てるもの皆地におきて墓拝む  波津女
お墓の周りには物を置く場所が無いので実景ですね。
作者いもと・のういちの紹介は、2006年6月16日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・仙台の孫一家は、台風のようにやって来ていつものように去ってゆきました。

投稿者 m-staff : 2012年08月14日 11:22

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4095