[2012年08月15日]

遺されし母も逝きけり終戦日

古賀まり子

終戦日が秋の季語。終戦記念日、終戦、敗戦記念日、八月十五日も同意の季語です。
1945(昭和20)年8月15日、日本はポツダム宣言を受託し、昭和天皇が終戦の詔勅をラジオで放送して、太平洋戦争を終結しました。どのようなことがあっても平和に徹して生きることを決意しなければなりません。
作者には、母を詠んだ句に秀作が多いことで知られています。母は父に先立たれて苦労をして終戦を迎えました。作者は結核で長期間の療養生活をしいられ、社会復帰をしたのは30代を過ぎた頃でした。母と娘は戦後を支えながら生きてきました。その母との永久の別れ、終戦日の季語が生きています。
同じ作者に次の句があります。
今生の汗が消えゆくお母さん  まり子
作者こが・まりこの紹介は、2005年10月4日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・メダルひとつで人生が大きく変わるオリンピック。平和の象徴。

投稿者 m-staff : 2012年08月15日 09:59

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4096