[2012年08月23日]

雨音のかむさりにけり虫の宿

松本たかし(1906~56)

虫の宿が秋の季語。虫、鳴く虫、虫の声、虫の音、虫時雨、虫の闇、虫の秋なども同意の季語です。
そこここで虫が鳴いています。秋が少しずつ過ぎてゆきます。
俳句で言っている虫は秋に鳴く虫のことで、蝉は除いて草むらで鳴く虫を指します。2つに大きく分けて、きりぎりす、うまおい、くつわむしなど、一方は、こおろぎ、すずむし、まつむし、かんたん、くさひばり、かねたたきです。前者は野趣ある声、後者は味のある声。鳴くのは雄で雌は鳴きません。
この句は、以前に出かけた秋の終りの箱根の宿を思い出しました。渓流に近く、川の音に雨の音、それに虫の音の盛んな一夜でした。
今日は、処暑。24節気のひとつで暑さが止んで涼しくなるころの意味合いがあります。実際は猛暑が続いていますね。
作者まつもと・たかしの紹介は、2005年4月18日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・夏の甲子園、予想通りの決勝戦。3度目の正直、東北の光星学院の優勝と予想します。

投稿者 m-staff : 2012年08月23日 09:54

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