[2012年08月24日]

一ト跳びにいとどは闇へ帰りけり

中村草田男(1901~83)

いとど(竈馬)が秋の季語。かまどうま、かまどむし、おかまこおろぎ、えびこおろぎ、はだかこおろぎなども同意の季語です。
いとどは鳴きません。かまどのまわりや土間のあたりによくいた親しい物陰の虫です。
かまどうま科。正しい名前は、まだらかまどうま。体長は2~3センチで、その数倍の触角と大きな後脚が特徴です。全体が黄褐色で黒い斑紋があります。羽が無いので鳴きませんが、強い後脚で大きく跳ねます。昔からかまどこおろぎはが鳴いていて、見るとこおろぎは逃げて、かまどうまがよくいることから鳴くといわれたが発声器官が無いので鳴きません。
この句は、実景を鋭くとらえています。闇の中に沈んだおとどはどこへ行ったのでしょうか。
作者なかむら・くさたおの紹介は、2005年1月23日を参照。
(出典:「新季寄せ」蝸牛社、1995年刊)
・夏の甲子園は予想がはずれ大阪桐蔭が優勝。光星学院は、平常心を失い、普段の野球が出来ませんでした。グラウンドに魔物がいたわけではなく、自らの心の中にいました。続けて3度も決勝戦に出たことを誇りに思って、「甲子園にまた来いよ」。

投稿者 m-staff : 2012年08月24日 09:31

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4105