[2012年08月29日]

戸を細目に野の鈴虫の声入るる

篠田悌二郎(1899~1986)

鈴虫が秋の季語。月鈴子、金鐘子も同意の季語です。
草むらでおなじみの鈴虫がせっせと鳴いていますね。8月下旬から10月にかけて草むらで鳴きます。蟋蟀に近い種類で黒く西瓜の種に似ています。リーンリーンと鈴を振るように鳴くのがとても美しく感じます。平安時代には松虫と言われ、松虫は逆に鈴虫と言われました。古くから私たちに愛されてきた虫で籠に飼われました。孵化させるためには甕に入れて飼います。
この句は、作者の鈴虫に対する優しい気持ちが伝わってくるようですね。実景の句であると見ました。
作者しのだ・ていじろうの紹介は、2005年4月18日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・富士山が黒く浮んでいます。台風がいろんな空気を持って行くように思ったりすることがありますね。イチローとダルビッシュが東と西に分かれて同時刻に野球をやっています。

投稿者 m-staff : 2012年08月29日 10:06

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