[2012年09月04日]

浜菊に海嘯は古き語り草

富安風生(1885~1979)

浜菊が秋の季語。
浜菊の名前は、浜に生えるキクの意味です。キク科の多年草。関東以北の青森県までの海岸線の日当たりのよい砂地や崖地に生え、観賞用としても栽培されています。茎は1メートルほどまで伸び、10センチほどの長い楕円形の葉はのこぎり状の形をしています。秋になると、葉の間から6センチほどの花柄を伸ばし、白い花を1個だけつけます。中央に黄色の花が多数集り咲きます。
この句の「海嘯(かいしょう)」は「津波」のことです。津波は英語でも「tunami」。世界的に認証されています。この句が出来た頃は昔語りでしたが、3・11以降は現実ですね。
作者とみやす・ふうせいの紹介は、2005年2月6日を参照。
(出典:青柳志解樹編「俳句の花・下巻」創元社、2008年刊)
・昨晩は8月18日に次いで、大雷が近くに落ちて、マンションが瞬時停電しました。変な天気ですね。

投稿者 m-staff : 2012年09月04日 10:01

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