[2012年09月14日]

稲稔りゆくしづかさに村はあり

長谷川素逝(1907~46)

稲稔りが秋の季語。稲、初穂、稲穂、稲の秋、稲田も同意の季語です。
稲は日本人の主食であり、農産物の中心であることから、「いね」は、「いつくし」の略。日本は諸穀物の育成にすぐれて、苗の「いつくしきなり」という説もあり、その年の新しい稲は神に奉るものとされてきました。
イネ科の1年草。熱帯アジア原産。すでに石器時代に中国から渡来したとされ、日本の風土に適して、その淡白な味が人々に愛されて、主食として栽培され、日本種が育成されてきました。秋には実った稲が穂を垂れて黄金の波を打ちます。
この句は、昔ながらの農村風景を淡々と伝えてくれます。郷愁にひたる句ですね。一粒でも大事に食べなくては、という気持ちです。
作者はせがわ・そせいの紹介は、2005年10月1日を参照。
(出典:石 寒太編「よくわかる俳句歳時記」ナツメ社、2010年刊)
・民主党も自民党も空々しい総裁選。その隙を近隣諸国が注目しています。

投稿者 m-staff : 2012年09月14日 10:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://yasumasa.jp/nmt/mt-tb.cgi/4127