[2012年09月15日]

身の饐えるまで木犀の香に遊ぶ

鷹羽狩行

木犀の香が秋の季語。金木犀、銀木犀、薄黄木犀も同意の季語です。
木犀は香を楽しむ木ですが、花にも風情がありますね。金色の花がキンモクセイ、白い色の花はギンモクセイ、薄い黄色の花がウスギモクセイで原種です。
9月から10月にかけて、葉のわきに細かい花をたくさんつけて当たり一面に芳香を振り撒きます。花時になるとはるか彼方からその香りがしてきます。
この句のように、木犀の香は、その中に身を置いていると「饐(す)え」てくると詠っています。本当にそうですね。この匂いが好きな人にはこたえられないでしょうが、嫌いな人にはたまらないでしょうね。
作者たかは・しゅぎょうの紹介は、2005年2月1日を参照。
(出典:平井照敏編「新歳時記」河出文庫、1989年刊)
・いま海や山は穏やかですが、沖縄では台風16号が北上中。今日は横浜で句会。

投稿者 m-staff : 2012年09月15日 09:00

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