[2012年09月26日]

はらわたの熱きを恃み鳥渡る

宮坂静生

鳥渡るが秋の季語。渡り鳥、小鳥来るも同意の季語です。
俳句の上では「渡り鳥」と言う場合は日本内地を気候の寒暖によって動いている漂鳥を含めて、秋に北方から来る鳥のことを言います。鴫、千鳥、雁、鴨などの水辺の鳥、または鶫、鶸などを指します。春に移動するのは鳥帰る、鳥雲に入るなどといいます。空の一角を無数の大群が飛びすぎてゆく様子は圧巻です。
この句の「はらわた」は、内臓でもあり、心でもあります。一羽一羽はそれぞれの「はらわた」が熱くなっているということだけを恃(たの)みに、命を賭けて渡りに挑んでいます。
作者みやさか・しずおの紹介は、2007年11月10日を参照。
(出典:柳川彰治編著「私の好きなこの一句」平凡社、2012年
刊)
・24日深夜に発生した京浜急行の土砂崩れによる脱線事故は、懸命の復旧作業により、26日の始発から全線再開。原因は「想定外の大雨」。今後は、同様の崖が多い区間ですから再調査をして安全確保に努めてほしい。
・・全線再開の予定が作業が難航している模様(26日午後3時)

投稿者 m-staff : 2012年09月26日 09:57

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