[2012年09月27日]

月光にいのち死にゆくひとと寝る

橋本多佳子(1899~1963)

月光が秋の季語。月、初月、二日月、三日月、新月、夕月、宵月、月白、夕月夜、有明月、昼の月、月夜、月の出、月明り、月影など多くの同意の句があります。
凄絶な句。
月は1年を通じて身近にありますが、月のさやかさ、清々しさは秋が一番ですから単に「月」と言えば「秋の月」を指します。新月から7、8日ごろまでの上弦の月を夕月と言い、夕方に出て夜には沈んでしまいます。この月の夜を夕月夜と言います。
この句は、作者39歳の作品。死を前にした夫を客観的に「死にゆくひと」と表現して、自らの感情を抑えた手法は作者ならではのものです。切ない情景がひたすらに浮んできます。
作者はしもと・たかこの紹介は、2005年1月25日を参照。
(出典:角川春樹編「合本現代俳句歳時記」、2004年刊)
・政治家が「しっかりと」という言葉を発するたびに笑いたくなります。この「しっかりと」を発言することで、何かを為したような気分になるのでしょうね。京浜急行は、27日午前7時25分に全線開通。

投稿者 m-staff : 2012年09月27日 09:48

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