[2012年09月29日]

星一つ命燃えつつ流れけり

高浜虚子(1874~1959)

星流るが秋の季語。流星、流れ星、夜這星も同意の句です。
壮大な句ですね。命が尽きる星の最後の光芒を詠んでいます。
流星は、宇宙に漂う塵のような物体が、大気との摩擦により発光したものを言います。私たちの地球から見ると、星が流れるように見えますね。多くは夜半に出現してほとんどが一瞬して消えます。四季を通じて見ることが出来ますが、特に空が澄んでいる秋口に多く見られます。古くは夜這星と言われ、すでに「枕草子」にも登場しています。凶事異変や願い事などに結び付けられて考えられました。
人間の命にもなぞられて美しい秋の夜の光景ですね。
作者たかはま・きょしの紹介は、2005年1月7日を参照。
(出典:「日本大歳時記」講談社、1982年刊)
・台風18号が去って、次は17号が10月1日に押し寄せてきます。今は穏やかに晴れて相模湾がよく見えます。

投稿者 m-staff : 2012年09月29日 08:28

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