[2012年10月02日]

まつすぐに物の落ちけり松手入

森田 峠

松手入(まつていれ)が秋の季語。
10月ごろになると、松は新しい葉が伸びて、古くなった葉が赤くなり落ちるので、古葉を取り、樹の形を整えて来年の芽を整備します。また、松くい虫を防ぐ菰(こも)を幹に巻いたりしています。庭木の中でも松の手入れは難しいとされています。手入れが終ると松は見違えるほどにすがすがしい匂いを放ちますね。
この句のように、松手入れは、松の姿を整える作業ですから、松葉や小枝が多く飛び散りますが、その飛び散る物の中に、まっすぐに落ちる物だけに焦点を当てています。その省略と総括が見事にうたいあげられています。
作者もりた・とうげの紹介は、2006年1月19日を参照。
(出典:柳川彰治編著「私の好きなこの一句」平凡社、2012年
刊)
・ヤンキースはレッドソックスに9対1、いよいよ正念場です。イチローは1安打で元気。

投稿者 m-staff : 2012年10月02日 09:55

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