[2012年10月04日]

秋さびしああこりやこりやと歌へども

高柳重信(1923~83)

秋さびしが秋の季語。白秋、白帝、錦秋、素秋、秋の声なども同意の季語です。
作者は、何かの集まりで、酒を飲んでいささか捨て鉢な気分で「ああこ
りゃこりゃ」と歌っていても、一向に気分は晴れません。やっぱり、秋
はさびしい季節と詠っています。それと作者はどちらかと言えばいつ
も俳壇の主流のような勢力に対して革新派のグループに属していて
「さびし」は終生のものでした。「さびし」とは、本来その人にあった活
気や生気が失われて物足りなさを感じる意味と思われます。
鬱憤を晴らすためにお酒を飲んでいても、それで気が晴れるものでは
ありませんね。
作者たかやなぎ・しげのぶの紹介は、2005年5月15日を参照。
(出典:飯田龍太監修「集成・昭和の俳句」小学館、1995年刊)
・今朝は4時半に起きて、アメリカンリーグの西部地区レンジャーズとアスレチックスの優勝決定戦。アスレが逆転優勝。8時からはヤンキースの黒田とレッドソックスの松坂の対戦。松坂は打たれて涙。ヤンキースは東部地区で優勝するでしょう。

投稿者 m-staff : 2012年10月04日 09:44

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